それは夏なのか秋なのか

心地いい涼しさが感じられる時期

ある夜の出来事

狭い部屋、きっと6-8畳間ぐらい

半袖短パンの男女4人

母、兄、自分、彼女(妻)

今よりきっと15年ぐらい前の若さだろう

自分と彼女は20代後半

自分と兄は寝転がった状態でテレビを見ていた

母はイスに座り、彼女は自分と兄の間に座っていた

母が話し出すと兄が少し意地悪な返答

内容は覚えていないが、それが普通の光景

普段の母への対応

そして自分に母が助けを求めるかのように話しかける

だが自分も母へ強めに反応してしまう

居心地が悪かったのか、1呼吸起きたかったのか

自分は台所へ飲み物を取りに行く

 

その時、彼女が自分のそばに寄ってきて

バカっ

と軽くふわっと頭をはたかれる

自分が悪いのも分かってる

そこを理解してくれた彼女が細かい言葉なんてなく

分かってるでしょ?

謝ってこよ?

と促される

自分は猛烈に幸せを感じた

悪意が全く感じられない

バカ

彼女の言葉はまるで空気のように自分の身に吸い込まれる

素直になれる

自分を理解してくれる存在が最も近くにいてくれることが幸せと感じられた

感じさせてくれた

 

という夢を見た